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足の障害
足の障害
足 内反捻挫
いわゆる"足関節捻挫"は足首にみられる全外傷のうち75%を占めるとされ、外傷の中でも発生頻度の高い疾患のひとつです。なかでもスポーツ活動中での発生が最も高く、全スポーツ傷害の10%を占めています。
足関節捻挫は、内がえし捻挫と外がえし捻挫に区別されますが、実際には内がえし捻挫がそのほとんどで、足首の外側の骨の周囲が痛む場合がほとんどです。足首の外側の靱帯のうち、前距腓靱帯と踵腓靱帯が損傷を受けることが最も多く、その損傷の程度によって重傷度が異なってきます。このふたつの靱帯の過伸展状態をGradeⅠ、部分断裂をGradeⅡ、完全断裂をGradeⅢと分類され、靱帯の損傷があっても断裂のないもの(GradeⅠ)が狭義の足関節捻挫です。靱帯の断裂を伴うもの(GradeⅡ、GradeⅢ)と治療方法とその経過予後が異なります。内反捻挫は腓骨筋腱亜脱臼を起こす事もあります。何回も受傷し腱が伸びてしまうと症状が悪くなります。

症状
症状はいずれの場合も疼痛、腫脹、熱感、皮下出血が出現し、靱帯断裂を伴うものがその程度がひどいようです。GradeⅠとGradeⅡ、Ⅲの大きな違いは、足首のぐらつき(不安定性)の有無です。

重症度

損傷の程度

症状

軽症(1度)

靱帯が一時的に伸びた状態

痛みは軽い
腫れはない

中等症(2度)

靱帯の部分断裂

痛みが強い
腫れは中等度

重症(3度)

靱帯の完全断裂

痛みが強い
腫れも強い

1度:足関節の不安定はなく、局所の腫れも少ない。圧痛も軽度で多少動かせる。
2度: 切れた感じの音がしたり、関節部に腫れ圧痛が激しい。受傷後2~3日経っても腫れがでてくる。
3度:受傷時に亜脱臼を生じて元の位置に戻っている状態です。関節の外側全体に腫れ、圧痛が強く、足関節の不安定が強い。足関節に体重をかけて歩く事はむずかしい。
原因 
バレーボールやバスケットボールなどの競技で特に多く発生します。ジャンプの着地時に人の足の上に乗り、足関節の内反が強制されて起こる場合が最も重症です。床で滑って足をひねった場合(自損例)は中等症の損傷が多く、サッカー、ラグビー、アメリカンフットボールなどにみられる接触プレーをはじめ、野球のスライディング、体操競技、テニスに多く発生します。

治療法…
治療は、ほとんどが保存的治療で改善しますが、足関節の不安定性を残すものは靱帯再建術が必要となる場合があります。靱帯が断裂していない場合は、弾力包帯固定やテーピング固定での治療、靱帯断裂を伴うものは、数週間のギプスシーネ固定後に装具療法を行います。
軽症であれば、痛みがなくなり次第運動を開始します。

中等症のとき
約1-2週包帯・テーピングなどの軽い固定を行います。痛みがあれば、さらに固定を 1-2週続けます。 (図3・4)
痛みが強いときは、痛めた足は、使わないようにします。無理に使うとかえって復帰が遅れます。言い替えれば、痛みを見ながら動かしていき、痛ければ動かさないということです。

重症のとき
約2-3週間ギプスを巻き、その後は、リハビリとなります。
手術治療を行うことは少ないですが、重症のとき行われることがあります。


ホームケア…
動かせない間は、良い方の足や全身の筋力トレーニングを行います。
痛みがなくなればすぐ下腿筋力トレーニングを行います。筋トレは、地味で楽しくありませんが、復帰を早めるためにも、将来再捻挫しないためにもぜひ行ってもらいたいです。
痛くなく筋力トレーニングが行えれば、いよいよジョギングからはじめ少しずつ走る量を増やしていき、現場復帰となります。
トレーニング開始時に痛みや 不安定感があれば伸縮テープを使ったテーピングを巻いてトレーニングを行います。




有痛性外脛骨
外脛骨とは足の舟状骨という骨の内側に存在する過剰骨(普通にはない余分な骨)で、10~25%の人に認められます。
有痛性外脛骨は若年性のスポーツ障害として数多く見られる疾患の一つですが、成人になって痛みが発症することも少なくありません。また、偏平足ぎみの人は体重がより内側にかかり、症状が出やすいようです。外脛骨が存在しても痛みがない場合もありますが、スポーツによる「使いすぎ」や、シューズによる圧迫、発症の原因のほとんどは、スポーツ活動によるものです。
症状
足の内側の痛みと腫れです。痛みは歩行時やスポーツ活動時に増悪し、安静にて軽快します。診断にはレントゲン検査が不可欠です。外脛骨は3つのTypeに分類されます。
Type1 外脛骨が舟状骨と離れているもの
Type2 外脛骨が軟骨板で舟状骨と結合しているもの
Type3 外脛骨と舟状骨が完全に癒合しているもの
Type2が多くみられます。

治療法…
ほとんどが保存療法で改善していきます。
患部の安静を行い、鎮痛剤、温熱療法など状態をみながら痛みの軽減を期待します。
必要があれば固定・足底板の装着をさせます。
3・4か月以上保存療法を行っても症状の改善がない例や、何度も再発を繰り返し、日常生活やスポーツ活動に支障を来すような場合を手術適応と考えています。 



有痛性三角骨
症状
距骨の後ろの突起の後方にある過剰骨の障害でその骨が、脛骨と距骨の関節や、距骨と踵骨の関節に挟まれて痛みが生じます。炎症が周囲の靭帯などに広がり、動かすことにより痛みを生じ、生まれつき余分に出来た骨、または足首の関節をささえる距骨にある突起が分離して炎症を引き起こしたり、関節間に挟まれたりして痛みを生じます。サッカー選手に特に多い障害です。

原因 
インステップでボールを蹴ることや、クラシックバレーのポアント肢位(爪先立ち)など足関節を強く屈曲する動作の繰り返しにあるとされています。骨の成長を促す骨端核が成長期を過ぎた後も残っていることや、距骨が先天的に突起のように飛び出している場合、脛骨と足の骨の間にその骨が挟み込まれてしまうのです。重度の場合は、足首の屈曲が制限されることもあります。

治療法…
ストレッチやアイシングなどの治療を行っても症状が改善しないときは、手術で骨棘を切除することも考えなければなりません。ただ現在は、内視鏡を使って小さい傷で治療する方法を取ることも多いようです。
このような障害を予防する観点から、最近では子供達へのサッカーの指導法も変わってきました。ボールを強く遠くへ蹴ることよりも、正確性を重要視するようになってきたのもその1つです。